留学生のお話

 自分の働いているバイト先では留学生が結構働いているのだが、彼らの生活を聞いているとかなり大変らしい。留学生は国費留学と私費留学に分かれるが、国費なら生活は楽にできるが、生活費や学費など私費だと全ての費用を自分でもたなければならない。大抵は仕送りも無く生活をしているので、バイトしながら学校に通う毎日らしい。バイト代数万円で全てをこなしているという。
 俺も仕送りは一切ないが、それでも奨学金を借りているので彼らよりはまだマシな生活をしている。留学生は奨学金を借りることができないという話だ。まだ自分が日本人ということで恵まれている事を感謝しなければならないと思う。こういう私費留学生の厳しい現実があるためにそれに耐えられない留学生による犯罪が最近多くなっているのだろう。だが大多数の私費留学生はこれに耐えて卒業してゆく。そのバイタリティーに俺は感心する。そしてそういうバイタリティー溢れた人たちの国とこれからの日本は張り合っていけるのだろうか…。俺は大変心もとない気持ちだ。自分だけでも困難に立ち向かうバイタリティーをもち貪欲にスキルアップを図っていきたい。

今日の買い物:飯1100円+たばこ300円なり