衆院解散へ

 郵政民営化法案が参院で否決されたので、小泉首相衆院を解散するそうだ。これを聞いてちょっと小泉首相を見直した気分である。小泉政権はなんだかんだいって久しぶりにまともに頑張っている政権だと思っていた。
 小泉政権発足以来、郵政民営化を訴え続けていたので自民党議員から反対者が出て参院で否決されたのは無念であろう。小泉首相のやり方が強引だという批判もあるが、それより必要な政策であるならそれは問題ではないのではないか。反対する人々が具体的にどのようなところが問題なのかもはっきりしない。どんな地方でも郵便局があり、そういうきめ細やかな郵便ネットワークが潰されるというのが反対への意見だが、それってあまり意味が無いように思う。なぜなら別にそれは民営化しても維持できるからである。国鉄が民営化して地方鉄道は第三セクターとなった例がある。つまり採算がとれない郵便局に対して地元の地方自治体が援助すれば済む話ではないか。お客側にはどちらでも違いはないが、郵便局にとっては大きな違いがある。それは自治体からの資金援助となることで、それまでと異なりお金が黙っていて入ってくるものではなくなるからだ。これは働くものにとってより一層の努力が求められることになる。また反対する真の目的は郵政事業に預けられている郵便貯金という巨額の資金がからむ事ではないだろうか…。
 とにもかくにも小泉首相には郵政民営化を成し遂げて欲しい。

今日の買い物:飯300円+食料300円なり