終戦記念日

 今日8/15は第二次世界大戦終結の日だ。最近テレビなどではタイトルにあるように終戦記念日という言い方をする。ちょっと前まで終戦の日といっていたような気がするのだが、いつから変更になったのだろうか…。あの戦争を肯定するつもりは全くないが、どう考えても日本が負けた戦争を"記念日"という言い方をするのはどうかと思ってしまう。
 1945/8/15の昭和天皇による玉音放送の裏では、放送阻止しようとした者達との攻防についてはあまり知られていない。また終戦を決定した昭和天皇の聖断への当時の政府の道程についてもあまり知られていない。
 もっと終戦を早めることはできなかったのかというのも聞かれるが、あれがぎりぎりのチャンスだったという感じがする。沖縄を失陥して原爆投下されソ連の参戦というどうにもならない状況であっても、国内には天皇の意思をも覆さんとする抵抗勢力が存在していた。それに終戦後の状況がはっきりしない中で、降伏と言う決断を下した天皇や当時の政府には今では考え付かないくらいの重圧にさいなまれていたと思う。日本が高度成長を遂げることを知っていたわけでもなく、恐らく戦前水準に50年かけてなればいい方だ位に考えていたと思う。最悪でも戦争で荒廃して死者が出ることがなくなればとの思いだったろう。あくまでも結果論でしかない。
 ものごとは始めるより終わるほうが難しい。前に進むより後ろに引くほうが難しい。しかし評価されるのは始めた人進んだ人である。いやはや…。

今日の買い物:たばこ300円+飯300円なり+水道3000円なり

先月の合計:102200円なり
うむ〜旅行が響いてるなぁ。赤字だなぁ。