カトリーナ

 アメリカでのハリケーン被害が凄い事になっている。ニューオリンズが水没してしまったというし、被害地域も本州に匹敵する規模らしい。
 これに対して続々と支援の手が動き出しているが、政府は50万ドルを出すという。これを聞いて一桁違うんじゃねと思ってしまった。これから追加の支援もあるのだろうが、それにしても少ない気がする。
 地震だとだいたいマグニチュードで被害のイメージがつかめるが、台風は最近では被害が少ないこともあってイメージしにくい。死者数が数千人規模というので地震などに比べ被害が小さく感じられてしまうが、台風ということを考えると数千人の死者というのは尋常じゃない。
 人口が50万人の街が水没し、万単位の人が一気に住むところを失ってしまった。地震であれば危険であってもその場しのぎで住むことができるが、水没となるとその場にいることさえできない。それも周辺地域は被害地域であり避難するとしたらかなりの距離を移動することになる。そして移動したところで受け入れられるところがあるのか…。
 死者数に比べて被害はかなり深刻だと思われる。これが経済に与える影響は少なくないのではないかと思う。

昨日の買い物:食料2100円なり