フランスの暴動

 今フランスでアフリカなどからのイスラム系移民が暴動を起こしているとのことだ。ヨーロッパは第二次世界大戦ナチスユダヤ人に対する迫害の歴史があるために、このような事態に対してもそれを受容する雰囲気があるかもしれないが、あまりにこのような自体が続くことになればヨーロッパで一般の市民がイスラム系移民に対する反感が強くなってくると思われる。かつてのような民族主義的な政党が力を持つ事態が生じかねないだろう。次回のフランスの選挙の動向には注意する必要があるかもしれない。
 日本はヨーロッパの国のように移民に対する受容する部分が少ないと思われる。均質的であることを求められる日本で、外見や考え方や習慣などの異なる人たちが増えるのを許容できるとは思えない。仮に日本でこのような事態になれば社会を混乱させるものとして日本人の反応は極めて厳しい反応をとる思う。日本では移民を増やして国の労働人口を保つというよりは、外国人に10年くらいの短期就労を認めるとか、働ける人は70歳くらいまで働くとかして労働人口を維持したほうが社会に与える影響が少ないように思う。