終戦の日

今日は普通に会社に行って仕事してました。なかなか思うように進まなかったです。
昨日が終戦の日小泉首相靖国神社に参拝しました。個人的意見としては戦犯の問題は分祀したほうがよいと思います(そもそも合祀が間違っていたと思う)が、参拝には賛成です。靖国問題をみていて思うのが、いろいろな論点が絡み合っていて一つ一つ考えてゆかなければならない問題なのに、すべてを一緒くたに考えてしまっていて話の論点がかみ合っていないことが多かったように思います。良くも悪くも小泉首相靖国神社に参拝をしたことで、靖国問題というものをひとりひとり考えるきっかけになったと思います。ぜひ先延ばしせずこの問題を少しでも進めていただきたいものです。でも小泉首相がやめたあと首相が靖国神社に参拝しなくなると、この問題は先延ばしにされていくのかなと思います。そして靖国神社の存在意義について忘れ去られていくのではないかと危惧します。
今日の新聞の記事に小泉首相へのインタビューが掲載されていたが、そのなかで「特定の人がいるから後の人のことは考えなくていいと、一部の、自分では許せない人がいるから、それより圧倒的多数の戦没者の方々に対して哀悼の念をもって参拝するのが何故いけないのか、私はA級戦犯の為に行っているんじゃないですよ。」と書かれていた。これを読んで内心は「合祀は正しくないと思うが、分祀は他国の圧力で決めるものではない。でも合祀がなければ行きやすいんだがな。」と思っているんじゃないかと思う。分祀について意見を述べること(つまり特定の宗教団体に介入する事)は首相という立場を考えると信教の自由に抵触する可能性が高いためしていないと考えられる。小泉首相には退任後に靖国問題について自身の考えを語って欲しいし、首相在任時の心境について述べて欲しい。そして靖国問題についてぜひ取り組んでいただきたい。